領家1丁目のまちづくり

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まちづくりの目標

まちづくりの基本理念

(1)ずっと住み続けたい人々が心豊かに暮らせるまちづくりをめざす

 地区の住民・権利者の方々への第1回アンケートでは、91.2%の人が「住み続けたい」(条件付含む)と回答しました。

 私たちは、今後も、このように住民がずっと住み続けたいと思えるようなまちづくりを目指していきたいと考えます。

(2)地区のよさを守り続けることができるまちづくりをめざす

 領家1丁目地区は、住宅地としての魅力にあふれた地区です。まちづくりを考えるにあたり、このまちのよさを認識し、充分に活かしていけるような取り組みが必要です。

 

 まちづくりの方向性

個々の『多様性』を大切にした、

緑と調和した低層の静かで落ち着いたまち

 

 本地区は、個々の「多様性」を大切にしながら、緑と調和した良好な住宅地が形成されてきた地区であり、主として低層戸建て住宅によって閑静な住環境が保たれてきました。

 そのため、今後とも、低層でうるおいのある環境、落ち着いた雰囲気を守っていきます。

(1)目標

・個々の「多様性」を大切にしながら、緑豊かな落ち着きとうるおいのある環境を守ります。

・建築物などによる日照の阻害や圧迫感などによりもたらされる住環境の悪化を防ぐために建築物 の高さなどを制限します。

・みんなが顔見知りのコミュニティを維持・形成して、安全で落ち着いた静かなまちを守ります。

(2)土地利用の方針

 現在の土地利用の大部分を占める戸建て専用住宅を基本とし、大規模な建物の少ない地区の特性に応じた土地利用を目指します。

(3)街並み形成の方針

 現在のゆったりとした雰囲気を守るため、低層の建物、ゆとりある敷地と敷地内の緑による街並みを形成します。それぞれの家の敷地に、各戸の個性が表われるシンボルツリーやシンボルフラワーを植え、領家1丁目地区の特徴とします。

(4)住環境の方針

 誰もが顔見知りの現在のコミュニティを大切にし、明るく住み良い地区を維持し、さらに犯罪防止や災害時の助け合いにつなげます。また、自動車の駐車やペット、ゴミなどに関し、みんなが気持ちよく暮らせるよう、住民どうしが配慮します。

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まちなみ方針図


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住宅イメージ図

 

 
  

領家1丁目のまちづくり計画

 

□ まちづくり計画とは

 住民が主体となって検討した「まちづくりの目標」を具体的に実現するためのルールで、住民間で自主的に守るルールや条例化して法的拘束力を持つものがあります。

 地区の継続的なまちづくりの推進は、このまちづくり計画に定めた内容の一部を都市計画法等にもとづく地区計画として定めることにより、実効性を担保し、それ以外のルールは住民や権利者が継続的に守ることが必要となります。

 

□ ルールの方針

 領家1丁目のまちづくり計画の目標を実現するために選ばれたルールは、6項目となり、アンケート、ワークショップ、全体会等の検討を経て、地区計画に定める項目と地区の自主的なルールにする項目が決まりました。

 結果として、壁面の位置制限のみ地区の自主的なルールになりましたが、地区計画内容と合わせて継続的に守る努力をお願いします。

 

 

□領家1丁目まちづくり計画の解説

建築物の用途制限・・・・・住宅地にふさわしくない用途の混在を防ぐために

当地区では、戸建て住宅中心のコミュニティが形成された静かな環境を守り、犯罪や軟弱な地盤による環境破壊から街並みを守るために、建築できる建物用途を制限します。

→詳細は、地区整備計画参照

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最低敷地面積の制限・・・・・ゆとりある環境を維持していくために

当地区では、現在のゆったりした雰囲気を守るために、今後、敷地分割する際は、最低100?以上確保するようにします。

→詳細は、地区整備計画参照

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建築物の絶対高さ制限・・・・・日照の阻害や圧迫感など住環境の悪化を防ぐために

当地区では、明るい街並みを守るため、3階建て程度(10m)までの建物の高さの街並みをめざします。

→詳細は、地区整備計画参照

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壁面の位置の制限・・・・・緑豊かな街並みを維持していくために

当地区では、緑豊かな街並みを守るために、新築および改築の際には、できる限り道路と建物の間の距離を1m以上確保するようにします。

 また、各戸に個性が表れるシンボルツリーやシンボルフラワーを植え、当地区の特徴とするようにします。

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建物の色・デザインの制限・・・・・落ち着きのある街並みを維持していくために

当地区では、現在の緑と調和した良好な住宅地を維持していくために、建物の屋根および外壁は、刺激的な色彩または装飾を用いないようにします。

また、なるべく落ち着いた色合いでまちに統一感が出るようにします。

→詳細は、地区整備計画参照

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垣又はさくの構造の制限・・・・・うるおいと安全な街並みを形成していくために

当地区では、現在の緑豊かなうるおいのある街並みを維持・形成していくために、今後作られる塀は、生け垣やフェンスのような開放性のあるものとし、災害時に倒壊が心配な背の高いブロック塀等を減らしていきます。

→詳細は、地区整備計画参照

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 一部の図は、埼玉県発行 「すまいづくりのABC」を使用しています